国税庁は、平成22年事務年度の相続税の調査事績を発表した。実地調査を行った1万3638件(対前事務年度比1.4%減)のうち82.5%の1万1276件(同4%減)から申告漏れを把握した。申告漏れ課税価格は、前年度とほぼ同じ3,994億円。

申告漏れ相続財産の内訳は、現金・預貯金が1,332億円と最も多く、続いて土地719億円、有価証券631億円となっている。

同庁では、相続税調査に当たり、海外資産の把握に努め、相続人・被相続人の居住形態などから海外資産の相続が想定される事案のほか、無申告事案について、積極的な調査を行っている。