結婚していない男女の子(婚外子=非嫡出子)の相続分を、結婚している夫婦間の子(嫡出子)の半分とする民法の規定をめぐり、大阪高裁が憲法に違反するとして、婚外子に同等の相続を認める決定をしていたことがわかった。

決定理由で裁判長は家族生活や親子関係の実態は変化し、国民の意識も多様化していると指摘し、さらに外国人の母と日本人の父の間に生まれた後に父から認知されても、両親が結婚していないと日本国籍が認められない当時の国籍法を違憲とした08年6月の最高裁判決にも触れた。

今回の決定により今後同種の裁判で、違憲決定が相次ぐ可能性が高い。いつから違憲になるのか明確にするためにも民法の改正が急がれる。