Q、平成24年度税制改正により、相続税の連帯納付義務が改正になりました。その内容について教えてください。

 A、
1.改正の趣旨
 同一の被相続人から相続等で財産を取得したすべての者には、無期限の連帯納付義務が課せられているため、本来負担すべき納税義務者が相続税を納付できず滞納した場合は、たとえ自らの相続税を納付していたとしても、他の相続人が滞納した相続税を負担しなければなりません。

2.適用時期(改正法附則57)
 平成24年4月1日以後に申告期限等が到来する相続税について適用されます。
 なお、同日において未納となっている相続税についても改正後の取り扱いを行います。

3.改正の内容(相法34)
 次のいずれかに該当する場合には、相続税の連帯義務が解除されます。
(1)申告期限等から5年を経過した場合
 ただし、申告期限等から5年を経過した時点で連帯納付義務の履行を求めているものは、その後も継続して履行を求めることが可能
(2)納税義務者が延納又は納税猶予の適用を受けた場合